エネルギー基本計画ってなに?

政府は現在、「エネルギー基本計画(通称エネ基)」の見直しを議論しています。

焦点は、“2030年やその先に向けて発電方法などのエネルギーのあり方をどうするべきか?”、“危険な原発やCO2を大量に出す石炭火力発電をどう減らし、省エネ・再エネ(太陽光や風力などの再生可能エネルギー)をどう進めるか?”です。経済産業省で議論が行われていますが、原発や石炭火力など、現在の発電方法で利益をあげてきた産業界の声が大きいことが懸念されます。

国際的な潮流に逆行し、今まさに行うべき再生可能エネルギーへの転換が先送りされようとしています。このままでは、一部業界の存続のために、私たち、そして若い世代の未来が犠牲になりかねません。

気候危機回避には思い切った
対策と実行のスピードが重要!

パリ協定の1.5℃目標達成のためには、今すぐ対策を実行に移し、温室効果ガスを毎年前年比7.6%減少させ続けなければなりません。この対策を遅らせれば、4年後にはもはや目標達成が不可能となります。これは、気候崩壊が引き起こされる可能性が極めて高くなることを意味します。

昨年10月から、エネルギー基本計画のあり方を議論している、総合資源エネルギー調査会 基本政策分科会の24人の委員の平均年齢は62歳、最年少委員の年齢が50歳(昨年10月当時)。これで気候危機の影響を最も受ける若者の声が反映されるのでしょうか?

分科会には、産業界からの委員も多く、将来どうあるべきかではなく、今までの経済・社会のあり方から延長して何ができるかの意見が目立ちます。

菅首相が2050年カーボンニュートラルを宣言しました。しかし、今すぐ対策が必要なこの問題に対し、30年後の目標値の宣言をするだけでは気候危機を回避できません。

気候崩壊を未然に防ぐためには、何をしなけれならないかという非連続の視点から討議して、私たちの未来の地球環境を守る計画を作る必要があります。

私たちの未来を守る計画を作成するよう、分科会の「意見箱」に意見をどんどん出していきましょう!

“エネモン”もチェック!
Fridays for Future さんがインスタグラムで、エネルギー基本計画の「基本政策分科会」委員の方々を分かりやすいようにカードでまとめてくれています。ぜひ、全6回のエネモンカードの投稿をご確認ください!
Q & A
A:どんな意見でも構いません。皆さんがどのような危機感を持っているのか?分科会に何を要求したいのか?皆さんの言葉で書いてもらうのが一番伝わると思います。専門的なことを書く必要はありません。短くても、一言でもかまいません。
A:提出された意見は、基本政策分科会の会合で、資料として提示されます。「反映」されるかといえば、必ずしもそうとは言えません。現状では、集まった意見は委員の机の上に置かれはしますが、市民からの意見を検討・反映させるプロセスがなく、形式的な意見募集にとどまっているとも言えます。キャンペーンでは、そうした点も含め、意見を反映させるプロセスを明確にすべきという問題提起をしていきます。
A:具体的な数としては明示できませんが、できるだけ多くの市民の声、無視できない証拠として示すことが重要です。

A:例えば、
①多くの人の意見や科学者の声を聞いて反映を
②異常気象(洪水、台風、猛暑日、森林火災など)への懸念があり、踏み込んだ対策を求める
③子供や孫の将来にツケを残さないように、考えてほしい
④自然エネルギーを中心に
⑤原発や石炭火力からは脱却を

詳しくは、「あと4年、未来を守れるのは今」のトップページの「WHY – なぜいま動かないといけないの?」をご確認ください。

\ エネ計画に声を直接とどけよう! /
ぜひこのページをシェアしてください!